この度、TOKYO DIME女子を初年度から牽引し、数多くの功績を残した森本由樹選手が今シーズンで現役を引退することになりましたので、ご報告いたします。
森本選手はTOKYO DIME女子カテゴリーの創設当初からDIME一筋で、プレミア初代チャンピオンをはじめ数多くの勝利に貢献し、多くの3×3プレイヤーのお手本となり、女子3×3業界を発展させる役割を担いました。
コートネーム「ライヤ」の名で親しまれ、普段は明るく優しく、大事な場面ではしっかりリーダーとして締める。そのようなバランス感覚と豊富な経験をチームに的確に伝え、キャプテンシーあふれる姿はまさにチームの精神的支柱でした。
また、地域貢献イベント等にも率先して参加して地域やファンの方々を魅了し、スクールでは子どもたちを惹きつける巧みな言葉遣いでその心を掴み、老若男女どんな方からも人気があり、みんなの心に残るプレーヤーでした。
プレーヤーとしても人としても一流の森本選手の今後の活躍を、TOKYO DIMEは全力で応援しています。
GO!! RAIYA!!
#11 森本由樹
生年月日:1984年 11月 16日
身長:177cm
主な戦績(3×3):
2018年 3×3.EXE PREMIER 優勝(初代GRAND CHAMPION)
2018年 3×3.EXE PREMIER WORLD GAMES(宮崎)
2019年 3×3.EXE PREMIER PLAYOFFS 出場
2020年 3×3.EXE PREMIER CUP 優勝&MVP
2021年 第6回3×3日本選手権大会 準優勝
2021年 JAPAN TOUR EXTREME FINAL 準優勝
2022年 第7回3×3日本選手権大会 準優勝
主な戦績(5人制):
2005年 WJBL 2004-05 レギュラーシーズン&プレーオフ優勝
2006年 WJBL 2005-06 レギュラーシーズン&プレーオフ優勝(2連覇)
2006年 第15回アジア競技会(ドーハ)日本代表選出、銅メダル
2018年 第19回Wリーグフリースロー部門 フリースロー王受賞
■本人コメント
いつもTOKYO DIMEを応援してくださる皆様へ。
今シーズンを持って選手生活を引退しますことをご報告させていただきます。
兄の背中を追いかけて始まったバスケットボールとの出会い。たくさんの方々に支えていただき、たくさんの経験を得ることができました。関わってくださった皆様、心より御礼申し上げます。
DIMEに入るきっかけとなったのはイク(瀬崎)からのお誘いでした。岡田オーナーと面談の時、「キャリアウーマンの人がいるな」と思ったら先に話していた葵衣でした。初めて練習に参加した日、練習会場入り口を探していると同じような方がもう一人。「絶対年上だよね」と思っていたのがキエでした。そして練習で「ちょっとギャルっぽい子いるな」と思っていたのがちゃんりでした。
そんなメンバーたちと最初で最後に行った韓国遠征は非常に濃い思い出です。
2年目、3年目、4年目、新しい仲間が増えてきました。これからのDIMEを引っ張ってくれる頼もしい仲間です。今度はそんな仲間たちの成長を違ったポジションから応援しようと思います。
大きな怪我もなくここまでプレーできたのはいつも陰ながら支えてくれた両親のおかげです。
私の1番のファンです。本当にありがとうございました。
いつも練習会場、試合、イベントで裏方のお仕事をしてくれているDIMEスタッフの皆様、応援してくださっているスポンサー様、ファンの皆様、支えていただきありがとうございました。引き続きTOKYO DIMEをよろしくお願いします!
オーナーの岡田さん、田村さん、大西さん
大変お世話になりました。TOKYO DIMEのご発展とご健勝を心より祈念しております。
TOKYO DIME
#11 森本由樹
■チームオーナーコメント(岡田優介)
現役生活、お疲れ様でした。
森本選手はチーム内で最も強いリーダーシップを発揮し、どんな劣勢の時でも常にチームメイトを鼓舞し、周囲から絶大な信頼を寄せられていた選手です。間違いなく今のTOKYO DIME女子チームのカルチャーを作り上げてきた人物です。
また、近年のパフォーマンスには目を見張るものがあり、チーム最年長でありながらもそのコンディションが年々上がっていた背景には、並々ならぬ努力があったことでしょう。若い選手たちがその取り組みを身近で見て肌で感じることが出来たことは、何事にも変え難い財産だと思っています。
私自身、最も信頼していた選手であり、「今後こちらから辞めてくれと言うことは無いので、このチームでいつまでも好きなだけプレーして欲しい」と伝えておりました。
引退を伝えられた時にはもっと出来るのに、という気持ちが正直なところでしたが、DIMEでその偉大なキャリアを終える決断をしてくれたことに本当に感謝しています。
森本選手の次のキャリアを心から応援したいと思います。本当にお疲れ様でした!